ゾーンにはいっている私を やはり神は見逃さない。
カウンターで 1人高級寿司を味わっていると、隣の席に若い奥さんと幼稚園くらいのお嬢ちゃんが座りました。
子供:「ママ― あの赤いボール 欲しい!!」
ママ:「わがままいってはいけませんよ!」
子供:「ほしい!ほしい!ほしい!」
ママと視線があいました。 見つめあう時間が永遠に感じました。
ママ:「すみません、その赤いボール ゆずってはいただけませんでしょうか?」
僕:「ええ、いいですよ。 奥さんにも あとで別のボールを差し上げますよ。」
ママ:「そっ そんな 2個もいただいては 申し訳ないです。」
僕:「いえいえ、合計3個になりますよ。」